タイトル通り前回更新分の誤字脱字があまりにもひどかったので直しました!
お恥ずかしい限りです……。
今までの分も読み返すとたくさんみつかるんですが……。
というか、手直ししたいところだらけで……。
申し訳ないです………。
そして、せっかくなので………!
□つづき□
「髪、伸びましたね」
「ん?」
汗で張り付いた前髪をかきあげてやると、随分と重たい。
「眼、悪くしますよ」
「……あんまり出したくねえんだよ」
どうやら邪眼を隠す目的があるらしい。
「こんなに綺麗なのに」
それを聞いて、高耶はたぶん意図的に眼を閉じた。
黒々とした睫毛が濃い影をつくる。
あらわになったおでこを通り越して生え際のあたりに口付けると、
汗の匂いがしてくる。
「高耶さん?」
「……ん?」
「まだ眠らないで」
「ん──……」
今夜もまだまだ休む気にはなれない直江だった。