まずは、長らくの放置状態を、お詫びいたします…><
以前にも書きましたが、こんなダメダメな運営状態でも、
拍手やコメントを下さる方がいらっしゃって、
本当に何と申し上げてよいのやら…
お詫び&感謝のしようがございません><
東日本大震災の際も被害らしい被害もなく、
お陰様で元気に過ごすことができています。
ほんとに、申し訳ないくらい元気にしております。
あ、1点だけ、ご報告です。
なんと、「5月3日生まれ」の人と入籍しました。
入籍はともかく、「5月3日生まれ」というところに、
ミラージュとの切っても切れない縁を感じております…。
怖いくらいです…><
今のところ、小説の更新再開は考えていないのですが、
先日、昭和編の舞台を観て参りまして、
サイトの方もきちっとしておかなくちゃな…と思い立ち、
こうしてブログの更新に至った次第です。
昭和編自体は3冊とも購入済みのくせに、まだ読んでいないのですが^^;
初の舞台化ということで、何も考えずに観に行っちゃいました。
いやー…、色々、考えされらる(妄想させられる)ところがありましたよ~!
昭和編、読むのが楽しみになりました~^^
生活パターンが変わったせいで、ミラに触れる機会は減り、
妄想することもめっきり減りましたが、
やっぱりミラが、還りたくなる場所であることは変わりません。
歳を重ねることにより、四国編以降の高耶さんが、
より理解できるようになった気もしています。
そういう視点でまた、色々書けたらなあーと思うのですが…><
もうちょっと、余裕を持って日常を過ごせるようになったら…と、
延ばし延ばしにしてしまっていて…><
私は、ミラのキャラクターの日常生活風景、
あたりまえのように日々を過ごす姿を読んだり、
書いたりすることが大好きでした。
(ミラと現実が、地続きのように感じられるので)
いつかまた、そういうお話を書いてみたいなあと、本当に思うんですよね。
と、いうことで、先程小説の更新再開はしないと書いたばかりであれですが、
舞台に触発されたということもあり、
今回、WEB拍手のお礼画面だけ更新することにしました。
ひとつだけで申し訳ないのですが!
もう長い間何も書いていなかったし、本を読んでいないので、
うまく書けているかどうか心配なのですが…昭和編のお話です。
現代編の連作っぽい短めなお話も書けたので、それはこちらにおまけとして掲載しますね。
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
また何かあれば、こちらでお知らせしたいと思います。
皆様に、ミラのご加護がありますように!
以下、おまけです。
□つづき□
先程までうるさいほどだった高耶が静かになったので、
妙に思って助手席をみると、ぐっすり寝込んでいる。
赤信号で停車し、暑くないか、寒くないか、
シートをちょっと倒してやろうかなどと気をもんでいると、
高耶の眉根がくっと寄り、涙が一粒こぼれおちた。
「―――……」
その雫の美しさに見とれて身体を硬くしていると、
後ろからクラクションを鳴らされて、慌てて車を発進させる。
どんな夢をみているのだろう。
涙を流すほど、悲しい夢だろうか?
彼を悲しませるものなど、すべて抹殺してしまいたい。
そう、直江が心を熱くしていると、高耶がもぞもぞと動き出し、
ふわぁ~というあくびとともに、伸びをした。
「んー、いつの間にか寝てたー」
「…ええ」
高耶の表情に気を配りつつ、
「どんな夢を見ていたんですか?」
と尋ねてみる。すると、
「なんか、いい夢ではなかったような…あ」
小首を傾げ、ぼんやりと考えていた高耶の表情が一変した。
「―――千秋のヤロウッッ!!オレの肉まんを…ほかほかの肉まんを取りやがって!!」
どうやら、せっかく買った肉まんを、千秋に食べられてしまった夢だったらしい。
泣くほど、くやしかったようだ。
「コンビニで、さいごの一個だったのにっ!」
「………そうですか」
くっそー!すげーくやしー!あー、なんか肉まん食いたくなってきたからコンビニ寄って!と
騒ぐ高耶の横で、直江はどんよりとした疲労感を感じて頭を抱えた。