「奇縁の連人」12、13を更新しました。
すっかり遅くなってしまいました!
休みの日は、中々PCに向かう時間が取れないです……。
でもそのおかげで、新刊、読み終わりました!むっふっふ!
最近、4、50代の直江の想像をよくするのですが………。
きっと禁欲的な部分がちょっと薄れて、フェロモンだだ漏れだと思うんです。
高耶さんなんて傍に寄っただけでくらくらしちゃうから近寄れないんじゃないかと。
某サラリーマン番組のセクシーな部長さんみたいな……。
さて、くだらないことは置いといて……
□つづき□
キメラ感想♪
ああ、全員の初々しさがたまらない!
景虎様の叱咤もなんだかかわいらしい。
でも既に"聞き馴染んだ声"なんですね♪
それに、晴家が女の人相手に照れてるのもすごく新鮮……!
直江が凡庸、凡庸言われるのもすごくツボです。
あと、恋愛カウンセラーの長秀もイイ!
今回は長秀の見所が多かった♪
直江と長秀の2ショットが美しすぎる!
でも今回一番のお気に入りは、猩々くんです。
あと、小太ちゃんが豹にどうして憑依したか、とか、
動物に換生して戻れなくなる霊の話、とか考えてたんですが、
つぐみちゃんにやられちゃった感が……。
憑依と換生ってゲ○戦記の"手わざ"と"姿かえ"みたいな違いかなって
思っていたんですよね。
でも、憑依でも戻れなくなっちゃうことがあるんだなあ。
外国に行ってそのまま住み着いちゃう感覚と似てますかね!
あとあと、景虎様ってば既に達観してる?
卑屈さのあまりない景虎様もまた新鮮ですが……。
ああ、早く先が読みたい!
cobalt、買いに行こうっと♪
「隊長!!」
廊下で打ち合わせをしていると、厨房で働く隊士に呼び止められた。
なんだか異様にテンションが高い。
「隊長は山芋はお好きですか!?」
「山芋?」
あまりに唐突な質問で思わず聞き返す。
「ホラ、あの白くて粘っこい……」
「ああ、それはわかってる。別に嫌いじゃない」
「よかった!大量に差し入れがあったもんで、
しばらく食堂のメニューは山芋づくしになりますきに!」
何が楽しいんだか浮き足立ちながら去っていく隊士を目で見送った。
「なんだアイツ……」
隣にいた直江がさらりと言う。
「隊長はお好きですよね。白くて粘り気のあるモノ」
「……橘」
赤鯨衆に長くいて、野郎の下ネタ好きには理解があるつもりだったが、
この男は誰かがそんなことを言えば白い目でみるようなタイプのくせに。
高耶が相手だとまるっきり違うらしい。
「調子に乗るな」
視線をキツくして言うと、
「あなたこそ調子に乗ると、今晩酷いことになりますよ」
と、逆に顎を掴まれた。
「く……っ……」
声を意識的に低くしたのは、そうすれば高耶の官能を刺激できると知っているから。
案の定、高耶は直江の罠にハマりかけている。
いつ人が通りかかってもおかしくない状況というのも悪い。
「……今日の夜は嶺次郎に呼ばれてるから出掛ける」
手を振り払いながら、ささやかな抵抗のつもりでありもしない予定を言うと、
少しは効いたようで黙り込んでしまった。
おとなしくなってちょうどいい、しばらくそのままでいろと内心思って、
高耶は打ち合わせへと話を戻した。
□ 数 時 間 後 □
「嘘なんて吐いて。焦らすつもりだったんですか」
高耶は自室で問い詰められていた。
現金なものだ。
嶺次郎に会いに行く予定などないとわかるとすぐにこれだ。
本当にこの男はヤルことしか頭にないんじゃないかと思う時がある。
「調子に乗るなと言っただろう」
構わずに部屋を出て行こうとすると、腕を掴まれ引き寄せられた。
間近に顔が迫る。相変わらず色素の薄い、硝子のような瞳。
想像以上に切羽詰った表情をしている。
「どうしても今夜、あなたが欲しい」
熱く掠れた声で言われて、高耶の中の何かが弾け飛んだ。
「ん……っ……」
気がつくと、自分から唇を重ねていた。
私、とろろが大好きで!
でも高耶さんがとろろ食ったらなんかエロい!
直江をしょんぼりさせたままだとかわいそうなので、
高耶さんに弾け飛んでもらいました。
真紅の旗の「調子に乗りすぎました」って言うシーン、
読む度に、絶対お前、思って無いだろって突っ込んでます♪